Top > 「加納」探訪 - 街おこし取組み 
 
 加納地区を楽しむために、加納城下町、宿場町として発展し栄えた「中山道」、長良川の鵜飼でとれた鮎をな れ鮨にして運んだ「御鮨街道」、加納の地に受け継がれる伝統、文化、自然、歴史的景観を巡る「加納城下をゆ くみち」、川端康成氏が初恋の人を訪ね、加納で訪れた場所を巡る「川端康成、初恋の道」の4つの周遊ルート を設定して、街を巡りやすくしています。
       
 4つの周遊ルートを、それぞれのテーマに沿った演出にするため、様々な整備が行われています。歴史的な街並みや、昔の街道の景観に合わせた道路デザイン。街並みに調和した道路付属物の設置。他にも、誘導案内や歴史案内板、標柱などの設置がされていたりと、加納の街を楽しみながら歩ける工夫がされていました。
       
 「ぎふ・いざナビ」とは、岐阜市まちなか歩きガイドのQRコードを読み込み、その場所の説明やエピソードなどを閲覧できる携帯サービスです。QRコードは、織田信長が携帯を持ったイラストとともに、街中の様々な場所に貼ってあります。このQRコードを活用することによって、スタンプラリーを楽しめたり、岐阜の観光名所や名産品などをその場で見ることができ、とても便利です。
       
 加納は、まちづくりに関して様々な工夫を行っており、まるで宝探しをしているような感覚で歩ける町には、歴史的な雰囲気と発見する面白さがありました。
 ただ、中には少し知識のいるものもあり、何も知らない一般の人たちでは、町に施された工夫に気づかないように思いました。私達も初めて加納に行ったときは、昔ながらの雰囲気があるとは思いましたが、他には何もない地区だと思っていました。周遊ルートの載っているガイドなどをもっとたくさんの場所において、アピールできたら、もっとこの活動が、知られるのではないかと思いました。