岐阜のほぼ中心部に位置しており、昔ながらの格子戸が残る古い町並みが見られる町です。川原町は日本三大清流の一つである長良川を利用することで川港として発展してきました。この長良川を通って各地からきた商人により、木材や和紙などが運びこまれ、川原町界隈には木材問屋や紙問屋などの商人にあわせた家が形成されてきました。江戸時代及び明治時代から昭和初期に建造された、狭い間口に長い奥行きが特徴的な「鰻の寝床」という昔ながらの建築スタイルが美しい町並みを形成しています。整備計画が持ち上がったことやマンション問題などにより、景観を保存しつつ住民が住みやすい町を目指して街おこしが行われるようになりました。