Top > 「柳ヶ瀬」探訪 - 街おこし取組み 
 
 柳ヶ瀬では「いつでもイベントが行われている華やいだ賑やかなまち」というイメージ作りのために、様々なイベントを企画、開催しています。毎月必ずひとつは行われているため、たくさんの人が訪れて、かつては「シャッター商店街」と呼ばれていた柳ヶ瀬の客足は増加傾向にあり、活気のある商店街へと戻りつつあります。
       
 元々、柳ヶ瀬では空き店舗の入居者を募集・選定して、商店街の活気を取り戻そうと活動しており、安い家賃で賃借して空き店舗の減少を試みた取り組みなどを行っています。その中に「やながせ倉庫」や、柳ヶ瀬お化け屋敷「恐怖の細道」などがあり、お化け屋敷には2万人近くの人が柳ヶ瀬に訪れたそうです。やながせ倉庫では、建物自体は小さなビルながらも入居者がそれぞれ店を開いており、アットホームな雰囲気の中、買い物をすることができます。
       
 平成14年に、柳ヶ瀬と駅を行き来できる「柳バス」が開始されました。100円でどこまでも乗ることができる上、毎日運行しているということで、主に高齢者に優しいコミュニティバスとして注目されています。15分間隔で発進しており、1周約30分で回っています。
       
 特に、継続的にイベントを催していることが、たくさんの人が柳ヶ瀬に訪れている要因だと思いました。私達も、柳ヶ瀬は人がたくさん集まる楽しい街だという印象を受けました。小さな子どもから高齢者まで幅広い年齢層の人が訪れていて、賑わっていました。  しかし、本通りなどでは多くの人が集まり、店も開いていましたが、そこから少し外れた道へ行くとシャッターが閉まっている店や落書きがとても目立ちました。また、店は開いていても、お客さんがあまり入っていないお店もあり、客足の偏りを感じました。これに対し、店主さんたちで勉強会を行うなど、解消するための活動もされているそうで、まだまだ発展していく街だと思いました。