Top > 「街おこしについて」探訪 - 成功事例紹介 
 
  1. この農業体験はとても人気があり、参加するために都市からわざわざ訪れる方もおり、近くには新千歳空港もあるなど、アクセスしやすい立地になっています。修学旅行生の受け入れなども実施しています。

  2. 基本的に一泊二日で行われ、実際に訪れたら農家の方の家にホストファミリーとしてお世話になります。長期休暇が取りにくい人のために、日帰りや短期滞在型の企画も用意されています。

  3. 農家の方と一緒に農業体験を行います。地域全体で協力して行われたこの事業では、年々参加者数が増加しています。

参考サイト:北海道のホームページ
       
  1. 「甲府鳥もつ煮」は、町おこしを目的とした地元の料理であり、第5回B-1グランプリではゴールドグランプリを受賞しました。年間でおよそ28億円売り上げ、大きな経済効果にもつながりました。地元のご当地グルメで、「地域活性化」を成し遂げることができました。

  2. 「富士焼きそば」は、町おこしを考える際に独自性のある地元の焼きそばに着目したことがきっかけで作られました。第1・2回のB-1グランプリでは、ゴールドグランプリを受賞し、多くの人が富士宮やきそばと地域の認知度を高めました。01年~09年の間に439億円の経済効果をあげ、地域活性化に取り組みました。

参考サイト:山梨県/その後のB級グルメ
       
  1. 横浜町では、菜種油を採るために昔から菜の花を栽培しており、ある農家が栽培しているところでは、作付面積が120ha(東京ドーム約25個分)もの菜の花が美しく咲いています。面積では国内最大で、見渡す限りの菜の花はまさに絶景です。

  2. 菜の花が町おこしとして話題を呼び、5月第3日曜日には「菜の花フェスティバル」というイベントが開催されるようになりました。マラソン大会や撮影会、菜の花大迷路などが行われ、多くの観光客が訪れます。

参考サイト:横浜町菜の花フェスティバル
       
  1. 「ラーメンで元気な町を作りたい」という思いで、地元ラーメン店、行政、佐久商工会議所が協力をして作られたラーメンです。安養寺みそを使って、美味しくて飽きない味を出すために試作会などを繰り返し、地元で愛されるご当地ラーメンとなりました。

  2. イベントとして、ラーメン店6店を巡るスタンプラリーが開催されました。その結果、市外からの客が増え、売り上げが対前年比2倍となった店が出るなど、経済効果をあげました。他にも様々な取り組みを行っており、地域活性化のために活動しています。

参考サイト:安養寺ら~めん
       
 商店や各家々にある、お雛様を街中に飾る「中馬のおひなさん」という取り組みをしています。何十年も蔵の中に保管されていたお雛様を、このイベントをきっかけに再び日の目に当てることができるということで、街のおばあちゃんたちも喜び、活発に参加しています。このイベントに訪れる数は年々増加し、平成11年に約3,000人であった来場者数は、マスコミなどが取り上げたこともあり、4年目の平成14年には約5万人を集客するなど、地域活性化に大きく取り組んでいます。

参考サイト:まちづくり活動事例紹介
       
 町おこしが成功する事例を見てみると、地域が一体となって街おこしに取り組んでいる姿が一番に見えてくると思います。地域全体で考えて作り上げたまちづくり協定の存在や、街の魅力を伝えようと完成させたB級グルメなど、実際に地域の人々が協力して取り組んでいる姿が多く見られます。このように街おこしを行う上では、地域全体が協力して街おこしに参加することが大切だと思いました。