【 鵜飼の様子 】
 鵜飼とは鵜を用いて行う伝統漁法のひとつです。鵜匠と呼ばれる人たちが海鵜と呼ばれる鵜を訓練し、1人の鵜匠が鵜を縄でつないで操り、川魚を捕ります。平底の鵜舟の舳先で篝火を焚いて暗闇の中、篝火の灯りだけを頼りに漁を行います。そして、光に集まってきた鮎を鵜に飲ませます。鵜ののどには縄が巻かれており、ある大きさ以上の鮎は完全に飲み込むことが出来なくなっており、鵜匠はそれを吐き出させて漁捕とします。岐阜県のほかに日本では十三の場所で行われていますが、今では鵜飼は漁を目的としてではなく、ほとんどが観光のために行っています。

 

 

【 シーズン初日と最終日には花火が上がります 】
 長良川鵜飼は1300年以上の歴史があり、中国大陸から伝えられたと言われています。奈良時代の各務郡中里(現在の各務原市那加周辺)の戸籍に鵜飼を職業にした人の名前が載っているようです。松尾芭蕉は岐阜を訪れた時に鵜飼を観覧し、「おもしろうて やがてかなしき 鵜舟かな」という句を残しました。ほかにも映画俳優のチャップリンなど沢山の歴史的著名人に愛されてきました。かつては漁としての鵜飼でしたが現在はやはり、古典漁法を今の時代に伝える観光としての鵜飼です。また、2009年からは鵜飼の始まる前に鵜匠が実際に鵜を用いて説明会を行ったり、鮎の塩焼きを待合室で食べることができるようになるなど、新しい取り組みが始まりました。

 

 

【 鵜匠による説明 】
 鵜飼を行う人のことを鵜匠といいます。長良川鵜飼の鵜匠は宮内省から式部職鵜匠という職名を与えられた、宮内庁式部職の国家公務員です。日本の伝統を守るとても重要な職業です。鵜匠はただ鵜飼をするだけではなく鵜の世話をするのも仕事のひとつです。鵜飼が始まる前は鵜籠の掃除や鵜飼で使用する道具の点検などを行っています。鵜飼が終わってからは鵜に冷凍のホッケを餌としてあげます。
  岐阜県の鵜匠は親から子へ代々と受け継ぐ世襲制になっています。鵜匠の家に生まれてきた男性は鵜匠にならなければいけません。

 

 

【 鵜飼の開始前 】

 鵜飼の受付は鵜飼観覧先事務所で行われます。予約ぎりぎりの時間は混雑するときもあるため早めに受付を済ましてしまったほうがいいです。また、乗船開始は17:30ですが45分から鵜匠による鵜飼の説明会が始まります。30分に乗っても説明会が終わり乗客が乗船完了するまでは出船しません。説明会を全部聞いた後でも十分に乗船することができるので説明会を聞いてから乗船することをオススメします。出船してから鵜飼が始まるまで約1時間程度あります。その間に料理を楽しむなど、ゆっくりすることができます。鵜飼は大体45分ほどで終わります。総がらみの時には6隻が同時に並ぶためかなりの迫力になります。


【 タイムスケジュール 】

 


















         


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