
Q:手作りでも効果はあるの?
魔よけやその素材にもよりますが、信じることが効果に繋がります。例えば、つるし雛のように1つ1つの人形の意味を知って気持ちを込めて作れば、効果が現れるでしょう。とても簡単に作ることができる魔よけもあるのでぜひ作ってみてください。
Q:どうしてさるぼぼは岐阜にしかないの?
さるぼぼは、山間部に住む人々がなかなかおもちゃを買いに行くことが出来なかったためにお母さんやお婆ちゃんが子どもに人形を作ってあげたことが始まりといわれています。名前の由来は、作られた人形が猿の赤ちゃんと似ていて、飛騨地方では赤ちゃんのことを「ぼぼ」と方言で呼んでいたためという説が有力です。このように、魔よけというものはその土地や文化、習慣などによって生まれたものが多いため発祥地域にしか存在しないことがあるのです。
ちなみに、今ではさるぼぼはネット通販で買うことができるので、直接飛騨地方に赴かなくても入手できます。
Q:全国的に広まっているものもあるの?
全国的に広まっていている魔よけの一つに鷹の爪があります。食べたり、虫よけとして使ったりすることも多いのですが、鷹の爪の辛さや赤色に魔よけの効果があるといわれています。その他に柊鰯や流し雛なども地域規模で広がっており、柊鰯は奈良県や愛知県、埼玉県、岐阜県で、流し雛は鳥取県、京都府、埼玉県で主に魔よけとして知られています。
Q:岐阜にはどれぐらい魔よけが存在するの?
このサイトにある魔よけだと44個程ありますが、他にも祭りや行事で祈願・縁起物などで魔よけに含まれるものが多くあり、このサイトに紹介されていない様々な物や方法もたくさんあります。また、直接その地域に足を運んだり、住んでいる人に聞いてはじめてわかることもあるかもしれません。身近なところに魔よけが存在しているのでよかったら探してみてください。
Q:簡単にできるものはあるの?
このサイトにあるようにつるし雛、唐辛子飾りなどが簡単に作れます。本格的に作ろうとすると材料を集めるのが難しいかもしれませんが、近くの手芸屋さんや百円ショップなどで上手く代用すれば十分いいものを作ることができます。また、作り方はインターネットや本などにたくさん載っているので、ぜひ探して挑戦してみてください。
Q:魔よけを行っている人は今もいるの?
魔よけを行っている人は今でも存在します。例えば、岐阜県中津川市加子母では「鬼めくり」が今でも行われています。鬼めくりとは、子供たちに鬼の絵が書かれた札をめくってもらう事で家の厄を落としてもらう伝統的な行事です。また、身近なものだと、入浴があります。日常で当たり前にやっている入浴は、体についているよくないエネルギーを取り去る効果がある魔よけの一つです。このように何気なくやっていることが魔よけの一つだということもあるので、今でも意外と魔よけを行っている人は多いのです。
Q:魔よけはどれぐらいの期間飾ればいいの?
特に決まりはありません。自分なりにここぞというときや、季節や行事に合わせて飾ってみるのはどうでしょうか。ですが、つるし雛は雛人形と同じようにしまい遅れるとお嫁に行き遅れると言われているので、タイミングを見計らって早めにしまっておいたほうが良いものもあります。
Q:岐阜の魔よけで身に着けるものってあるの?
あります。元々身に着けられる魔よけ自体少ないのですが、さるぼぼやうぼぼ、ひょうたんなどはキーホルダーとして売られているので、身に着けることが可能です。また、魔よけのパワーストーンとして有名な黒水晶や白雲母などでできたブレスレットは小ぶりな魔よけとして簡単に身に着けられるのでおすすめです。
Q:魔よけの効果を強くするには何色がいいの?
日本では特に赤色が使われています。昔から魔ものが赤色の物を嫌って避けていくと言われてきたので赤色を使うようになりました。