鵜飼塾

鵜飼漁の手順

1　六席の舟がそろって川を下ります。

2　流れの急な瀬を迎えるごとに位置を変えることになっています。中央に居た舟は二回目の急な瀬で一番岸近くへと移動します。岸近くにいた舟は瀬を迎えるごとに次第に中央へと近づいていきます。この動きを繰り返していきます。

3　からみ（総がらみ）漁としての効果は少なくあくまで観客に見せるための物です。鵜飼舟が一列に並び岸に寄っていきます。鵜飼の終わりに演じられます。

4　漁が終わると舟は帰途につきます。船頭たちは、漁の後始末を念入りにします。

　最も重要なことは、捕れた魚の処理です。著しく負傷したものは除きながら鮎を諸ぶたに詰め、市場へと送ります。